おいーす、もりたけです。
エジプトのカイロからエルサレムまで陸路で移動しました。
イスラエルは世界一入国審査が厳しいと有名ですが、実際に大変でした。
移動方法をシェアしたいと思います。
イスラエルからエジプトへ移動する情報はたくさんありますが、逆は少なく情報集めが大変でした。参考にしていただければと思います。
カイロからエルサレムまで行くダイレクトバスはなく、途中でエジプトのダハブ、国境、イスラエルのエイラットを経由する必要があります。
時間に余裕がある方は一気に移動するのではなく、ダハブでゆっくりしてから移動するのがおすすめです。
また、イランに入国したことがある方はイスラエルの入国に時間がかかるのでエイラットで1泊することを前提に考えたほうがいいかと思います。
エイラットからエルサレム行きの最終バスの時刻を確認しておきましょう。
カイロからダハブ
カイロからダハブまでのバスはここから出ています。
イーストデルタという会社のバスを利用しました。
1日に何本か出ていて、朝出発か夜出発かで選べます。
僕は夜の11時45発の便で移動しました。値段は170ポンド(約1050円)
※一気にイスラエルまで行く場合は夜8時頃出発のバスに乗ったほうがいいです。
僕は前日に購入しましたが、当日購入でも問題なさそうです。
購入時に出発時間の30分前に来て待ってろと言われましたが、そこまで早く来なくても大丈夫です。
バスはこんな感じ。USBプラグは天井に付いてました。wifiはあるけどなぜか使えませんでした。
途中で荷物検査があり、真夜中に2〜3回起こされるのでまともに寝れません。
朝11時過ぎに到着しました。
到着場所はここです。
ここから安宿がある場所までは歩くと20〜30分かかります。
タクシーを使えばすぐで、料金は5〜20ポンド(約30〜120円)。乗合タクシーを利用し、現地人は5ポンド払ってましたが、僕は20ポンド請求されました。
ホステルは日本人宿で有名なセブンダイバーズホステルとディープブルーダイバーズホステルがあります。
予約はこちらからどうぞ
ダハブから国境
ダハブから国境の町ターバーへもイーストデルタという会社のバスで移動します。
場所はカイロから移動してきた場所と同じです。
中心地の近くからも出ているという情報がありましたが、2019年1月時点ではこの場所からしか出発してないとのことでした。
中心地の近くにイーストデルタの支店があるので、そのスタッフに最新の情報を聞けばいいかと思います。
この区間は当日しかチケットを買えなく、1日1本、朝10時半の便しかありません。
価格は65ポンド(約400円)。
朝の10時半出発ということで朝の10時に着き、チケットを買い待っていたのですが、実際にバスが出発したのは1時間遅れの11時半でした。
ターバーに着いたのは午後2時半。
ここから歩いて15分ほどで国境まで行けます。乗合タクシーもあって、料金は20ポンド。
車で5分もかからない距離なので歩くのをオススメします。
国境
エジプト出国
まずはエジプトの出国ですが、パスポートコントロールの前に出国税として小さな切手のようなものを売ってる人がいるのでそれを購入します。2ポンドです。
これを出国カードの右上の箇所に貼り付けてパスポートコントロールに提出します。
エジプトの出国は特に問題もなくすぐに終わります。
イスラエル入国
歩いてイスラエルの国境へ向かいます。
まず初めに、パスポートチェックがあります。
1グループずつしか入れない場所で入国理由などの簡単な質問をされ、パスポートにブラックライト?をあてて本物かどうかチェックされます。
次にバックのタグづけがあります。
飛行機に預ける時につけるようなタグをつけてもらいます。
ここでも簡単な質問があります。
次にバッグの中身の検査があります。
X線で中身をチェックされます。ここでも簡単な質問があるのですが、僕はここで引っかかりました。
引っかからなければ5分ほどで抜けれます。ここで緑のカードをもらいパスポートコントロールへ行けます。
引っかかってしまった場合はこんな手順になります。
イランに入国していたせいで検査がめちゃくちゃ厳しかったです。
⓪所持品没収。
持っている物を全て預けなければいけません。スマホの没収がイタイです。
★待機
30分間。なにもせずにただ椅子に座って待つだけです。
①質問
イラン入国の理由、なぜ旅をしてるのか、金はどうやって貯めたのか、などなど、いろんな事を聞かれます。所要時間30分
★待機
1時間。なにもせずにただ椅子に座って待つだけです。
②ボディチェック
かなり厳しくチェックをされます。個室に入り靴を脱いで念入りに調べられます。
裸になる事はありませんでしたが、ズボンを脱いでパンツの上から金属探知機みたいなので調べられました。所要時間20分
★待機
30分間。なにもせずにただ椅子に座って待つだけです。
③荷物検査
バッグの中身を全てだし、隅々までチェックされます。袋に入ってるものは全てだされ、畳んである服も全て広げてチェックします。その間は椅子に座って待っているだけで、何もできません。終わると持っているものについて質問があります。
なんでクレカがこんなにあるんだとか、ケータイがなんで2つあるんだとか。
質問が終わると荷物の整理ができます。自分で1から全部やる事になります。所要時間1時間20分
最後に緑の紙をもらい終了です。
以上が引っかかってしまった場合にある検査です。待ち時間が長くてめちゃくちゃ暇になるので覚悟しときましょう。
そしてパスポートコントロール。
何もなければすぐ終わるのですが、イランに入国していた僕はまた待つことに。
パスポートを没収され待つように言われます。
待つこと20分。何も言ってこないので進展があったか聞くと、親の名前と連絡先を書くように言われました。
この紙を記入し提出してからはただただ待つだけです。
WIFIが無料で使えるのでホステルなどを予約してない場合はここでできます。
1時間半待ってようやく入国の許可がおりスタンプの代わりになるものをもらい進むことができました。
入国審査で5時間近くかかるのはイスラエルくらいだと思います。
この時点で午後8時を過ぎていたので、この日にエルサレムまで行くのは断念しました。
パスポートコントロールを抜けた先に自販機などと一緒にATMがあるので、ここでお金をおろしとくと良いと思います。
国境からエイラット
国境を抜けるとすぐバス停が見えます。
16番のバスに乗ればエイラットの中心までいけるらしいのですが、1時間に一本しか出ていません。僕はタイミング悪く8時5分に出てきてしまい8時のバスを逃してしまいました。
ただ、幸運にも他にバスが停まっていて、55番というよくわからないバスにタダで乗せてもらえました。
ホステルはPalma diving resortという場所にしました。価格は2500円ほどでエイラットでは安いほうで、割と快適なホステルです。
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エイラットからエルサレム
この間の移動もバスです。
Eggedバスという会社が運行しているようです。
1日4本でているらしく、時間帯は毎年変わっているようなので、ホームページで確認してみてください。左上に英語表記に変えるボタンがあるので英語ができれば調べれると思います。
2019年1月時点では朝7時、朝10時、午後2時15分、午後5時の4本でした。
価格は70シェケル(約2000円)。
バスステーションはここです。
僕は朝寝坊をしてしまい午後2時15分のバスで移動しました。当日券でも大丈夫でした。
バスはこの辺に着きます。
ここからは歩いて30分ほどで安宿があるエリアまで行けます。
エルサレムの宿はザ ポスト ホステル エルサレムが超オススメです。
バイキング形式の朝食がめちゃくちゃ豪華で、大きめのバッグが入るロッカーもありコスパ最強です。
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参考になれば幸いです。
ではでは。
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